こんにちは。家庭菜園初心者のたくです。
しそ育ててみたいですよね~、とれたてのしその香はほんとにいい匂いですよ。これだけで食事が豪華になります。
そんなしそを育てるときに、種まきの時期やプランターの大きさ、水やりの頻度や時間帯、肥料の種類、摘心など、確認したいことが次々に出てきますよね。種から育てたいけれど発芽しないのが心配、何株植えればよいのかわからないという方も多いかなと思います。
しそは大葉や青じそとも呼ばれ、家庭菜園の中では比較的育てやすい野菜です。
ただし、種を深くまく、発芽前に土を乾かす、小さな鉢にたくさん植えるといった育て方では、芽が出なかったり葉が小さくなったりすることがあります。
この記事では、しその種からの育て方を中心に、苗の植え付け、間引き、日当たり、土作り、収穫まで順番に解説します。葉が硬い、葉に穴が開く、葉が白くなる、しそが枯れるといったトラブルへの対策も紹介します。
室内栽培や水耕栽培、挿し木、花が咲いた後の管理、種取り、冬越しについても触れるので、しそを初めて育てるあなたにも、栽培の流れをひと通り理解してもらえるはずです。
- しその種まきと植え付けに適した時期
- プランターや土を準備する方法
- 水やりや肥料、摘心の基本
- 収穫量を増やして長く楽しむコツ
しその育て方を初心者向けに解説
しそを元気に育てるには、種をまく前に栽培時期や容器、置き場所を整えておくことが大切です。
最初の準備ができていれば、その後の水やりや収穫もかなり管理しやすくなりますよ。
大葉と青じそ・赤じその違い


しそは、シソ科シソ属に分類される香味野菜です。家庭菜園でよく栽培されるものには、緑色の葉を持つ青じそと、赤紫色の葉を持つ赤じそがあります。
大葉は、一般的に青じその葉を食用として扱うときの呼び名です。そのため、大葉と青じそは別の野菜ではなく、基本的には同じものと考えて問題ありません。
| 呼び方 | 特徴 | 主な使い方 |
|---|---|---|
| しそ | 青じそや赤じそを含む総称 | 葉、芽、花、実を食用にできる |
| 青じそ | 葉が緑色で爽やかな香りがある | 薬味、天ぷら、料理の香り付け |
| 大葉 | 食用として流通する青じその葉 | 刺身のつま、薬味、料理 |
| 赤じそ | 葉が赤紫色をしている | 梅干し、しそジュース、漬物 |
青じそと赤じそでは使い方が異なりますが、種まき、水やり、肥料、摘心といった基本的な育て方はほぼ同じです。
青じそは必要な枚数を少しずつ収穫する育て方に向いています。赤じそは梅干しやジュースにまとまった量を使うことが多いため、複数株を育てて一度に収穫することもあります。
青じそ、赤じそ、ちりめんじそなど複数の種類があります。購入するときは、種袋や苗のラベルを確認して、料理に合う種類を選ぶと失敗しにくいですよ。
種まきと植え付けの適期
しその発芽には、ある程度の暖かさが必要です。発芽適温はおおむね20〜30℃で、特に安定して20℃以上になる時期が育てやすい目安になります。
温暖地では、種まきは4月中旬から6月上旬頃が一般的な目安です。ただし、4月は昼間が暖かくても夜間に冷え込むことがあります。早い時期にまく場合は、室内や簡易温室などで保温しながら育苗します。
| 作業 | 温暖地の目安 | 管理のポイント |
|---|---|---|
| ポットまき | 4月頃から | 夜間に冷える場合は室内で保温する |
| 直まき | 5月頃から | 地温が十分に上がってからまく |
| 苗の植え付け | 4月下旬〜6月頃 | 遅霜の心配がなくなってから植える |
| 葉の収穫 | 6月〜9月頃 | 下の大きな葉から順番に摘む |
寒冷地では、遅霜の心配がなくなる5月下旬以降に植え付ける場合もあります。暖地では早めに始められることもありますが、時期の数値は一般的な目安です。地域の気候や品種によって変わるため、手元の種袋に記載された栽培暦も確認してください。
初心者が確実性を優先するなら、市販の苗から始める方法もあります。本葉が4〜6枚ほどあり、茎が太く、葉につやがある苗を選びましょう。葉に穴や白いかすれがなく、葉裏に虫や卵が付いていないかも確認します。
種から育てる場合は気温が十分に上がってから、苗から育てる場合は遅霜の心配がなくなってから始めるのが基本です。
プランターの大きさと株数
しそは小さな鉢でも育てられますが、長期間たくさん収穫したい場合は、ある程度の土の量が必要です。鉢が小さいほど乾燥しやすく、根詰まりや肥料切れも起こりやすくなります。
1株だけ育てるなら、最低でも5号鉢程度が目安です。ただし、夏から秋まで長く収穫したい場合は、8号鉢以上で深さ20cm以上のものが管理しやすいかなと思います。
横幅65cmほどの標準的なプランターでは、2〜3株が目安です。大きな葉を収穫したい場合や風通しを確保したい場合は、2株程度にして株間を広く取る方が育てやすくなります。
| 容器 | 株数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 5号鉢 | 1株 | 育てられるが乾燥と根詰まりに注意 |
| 8号鉢以上 | 1株 | 土の量が多く長期栽培に向く |
| 65cmプランター | 2〜3株 | 株間20〜30cmを確保する |
しその根は比較的浅い場所を横方向へ広がります。株同士が近すぎると、光や水、肥料を奪い合い、茎が細くなったり葉が小さくなったりします。
株間は20〜30cmほどを目安にしましょう。たくさん植えた方が多く収穫できそうに感じますが、密植すると一株当たりの葉数が減り、病害虫も発生しやすくなります。
鉢底穴がない容器は、通常の土耕栽培には向きません。鉢の底に水がたまり続けると、根が酸素不足になって根腐れする可能性があります。
日当たりと置き場所の選び方
しそは日なたから半日陰まで育てられます。ある程度の日光に当てた方が株はしっかり育ち、葉の香りも感じやすくなります。
ただし、真夏の強い直射日光に一日中当て続けると、葉が厚くなり、硬く感じることがあります。やわらかい大葉を収穫したいなら、午前中に日が当たり、午後は日陰になる場所がおすすめです。
- 午前中に日が当たる場所
- 午後は明るい日陰になる場所
- 風が適度に通るベランダ
- 真夏だけ遮光できる場所
日照が極端に少ない場所では、茎が細く伸びる徒長が起こりやすくなります。葉と葉の間が広くなり、葉数も少なくなる場合があるため、暗い室内や日がほとんど入らない場所は避けましょう。
ベランダ栽培では、コンクリートからの照り返しや室外機の熱風にも注意が必要です。鉢を床へ直接置かず、すのこや台の上に置くと、鉢底の通気を確保しやすくなります。
風が強い場所では、成長した株が傾くことがあります。必要に応じて支柱を立て、茎をきつく締め付けないようにひもで軽く固定してください。
室内でもしそは育てられますが、明るい窓辺や植物育成ライト、適度な風通しが必要です。エアコンの風が直接当たる場所や、受け皿に水がたまり続ける環境は避けましょう。
しそに適した土の作り方
しそは極端に土を選ぶ野菜ではありませんが、水はけと水もちのバランスが取れた土を好みます。適した土壌酸度は、弱酸性から中性に近いpH6.0〜6.5程度が一般的な目安です。
初心者なら、市販の野菜用培養土を使うのが簡単です。袋を開けてそのままプランターへ入れられるため、赤玉土や堆肥を自分で配合する必要がありません。
元肥入りの培養土を使用するときは、植え付け時に肥料を追加しすぎないようにしましょう。元肥の有無は、培養土の袋に記載されています。
自分で土を配合する場合
自分で用土を作る場合は、次のような割合が一つの目安です。
- 赤玉土6
- 腐葉土2
- 完熟堆肥2
用土10Lに対して、苦土石灰と元肥をそれぞれ10〜20g程度混ぜ、1週間ほどなじませる方法があります。ただし、肥料の成分や濃度は製品ごとに異なるため、使用量は商品の表示を優先してください。
地植えする場合
地植えでは、水がたまりやすい場所を避けます。雨の後に水が残る畑なら、畝を少し高くして排水を改善しましょう。
反対に乾きやすい土では、完熟堆肥や腐葉土を混ぜて水もちを補います。植え付け後に敷きわらや乾燥させた刈草を敷くと、土の乾燥や急激な地温上昇を抑えやすくなります。
しそは水切れに弱い一方、鉢底に水がたまり続ける過湿も苦手です。排水できて適度に水分を保てる土を目指しましょう。

しその育て方で初心者が迷う管理
種まき後は、発芽するまでの乾燥を防ぎ、成長に合わせて間引きや追肥、摘心を行います。特に種のまき方と水やりは、しそ栽培の成否に関わりやすい部分です。
種から育てる正しいまき方
しその種は小さく、発芽するときに光を必要とする好光性種子です。土を厚くかぶせると光が届かず、発芽しにくくなります。
種まきの前日に種を水へ浸けておくと、吸水が進んで発芽がそろいやすくなる場合があります。必須ではありませんが、乾燥した種へ先に水を吸わせておく方法です。
ポットへ種をまく手順
- ポットに種まき用土を入れる
- 種をまく前に土全体を湿らせる
- 1ポットに5〜6粒ほど種をまく
- 種がわずかに隠れる程度の土をかける
- 手で表面を軽く押さえる
- 霧吹きや細かなシャワーで水を与える
- 発芽まで土の表面を乾かさない
覆土はごく薄くし、目安として5mm以下にします。種が見えるか見えないか程度でも十分です。
プランターへ直まきする手順
プランターへ直接まく場合は、約5cm間隔ですじまきします。発芽後に間引くため、最初から最終的な株間で一粒ずつまく必要はありません。
種をまいたら薄く土をかけ、表面を軽く押さえて種と土を密着させます。その後、種が流れないように静かに水を与えます。
適温であれば、発芽までの日数は7〜15日程度が一般的な目安です。数日で芽が出なくても、すぐに失敗と判断しなくて大丈夫ですよ。
強い水流を当てると、種が流れたり土の深い場所へ移動したりします。発芽するまでは霧吹き、細かなシャワー、底面給水などを使うと安心です。
発芽しない原因と間引き方法
しその種が発芽しないときは、種そのものよりも、温度、覆土、水分を確認します。特に多いのが、気温が低い、土を厚くかぶせた、発芽前に乾燥させたというケースです。
| 発芽しない原因 | 確認するポイント | 対処方法 |
|---|---|---|
| 温度が低い | 夜間に20℃を下回っていないか | 室内や簡易温室で保温する |
| 土が厚い | 種を深く埋めていないか | 覆土を5mm以下にする |
| 土が乾いた | 表面が白く乾燥していないか | 霧吹きなどで湿り気を保つ |
| 過湿になった | 容器の底に水がたまっていないか | 排水を確保して水をためない |
| 種が古い | 保存期間や保存環境 | 新しい種でまき直す |
| 種が移動した | 強い水流を当てていないか | 弱い水流で静かに与える |
発芽した苗をそのまま密集させておくと、日光や水分、肥料を奪い合います。茎がひょろひょろと伸び、葉が小さくなるため、成長に合わせて間引きましょう。
間引きのタイミング
本葉が出始めた頃に1回目の間引きを行い、細い苗や成長が遅い苗を取り除きます。その後、本葉が4〜6枚ほどになった頃までに、最終的な株間を20〜30cmにします。
大きな葉を育てたいなら、一か所につき1本を残すのが基本です。2〜3本をまとめて残すこともできますが、一株当たりの茎が細くなり、株元も蒸れやすくなります。
残す苗の根を傷めないよう、株元の土を指で押さえながら抜きます。苗同士の根が絡んでいる場合は、無理に抜かず、ハサミで地際から切る方法がおすすめです。
間引いたばかりの若い苗は芽じそとして利用できます。食用にする場合は、食用野菜として栽培できる種を使用し、薬剤の使用状況にも注意してください。
水やりと肥料の適切な頻度
しそは乾燥に弱く、水切れすると葉がしおれたり硬くなったりします。ただし、常に土が水浸しになっている状態も根を傷める原因になります。
プランターの水やり
土の表面が乾き始めたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えます。毎回少量だけ与えていると、土の表面しか湿らず、鉢の中心や底の根まで水が届かないことがあります。
春や梅雨時期は、毎日水やりが必要とは限りません。土の乾き具合を指で確認してから与えましょう。
真夏のプランターは乾燥が早いため、朝に水を与えても夕方には乾いている場合があります。そのときは、夕方にも追加で水を与えます。
- 基本は早朝に水を与える
- 真夏に乾いていれば夕方にも与える
- 真夏の日中の水やりはなるべく避ける
- 受け皿にたまった水は捨てる
地植えの水やり
地植えはプランターより土の量が多いため、根付いた後は雨だけで育つ場合があります。ただし、真夏に晴天が続き、土が乾いているときは、早朝か夕方にたっぷり水を与えてください。
肥料の与え方
しそは葉を繰り返し収穫するため、長く育てていると肥料切れが起こります。元肥入り培養土を使った場合は、植え付け直後から追加の肥料を与える必要はありません。
植え付け後に成長が安定し、収穫を始める頃から追肥します。
- 液体肥料は7〜14日に1回程度
- 固形肥料は月1〜2回程度
- 化成肥料は1株当たり約10gが一例
肥料の数値は、あくまで一般的な目安です。商品によって濃度や施用量が異なるため、使用する肥料の表示に従ってください。
新しい葉が小さい、葉色が薄い、下葉から黄色くなる、収穫後の再生が遅い場合は、肥料切れの可能性があります。
一方で、肥料を多く与えすぎると、根が傷んだり葉先が茶色くなったりします。窒素が多すぎると茎葉が軟らかくなり、アブラムシが付きやすくなることもあります。
水と肥料は回数を固定するのではなく、土や葉の状態を見て調整するのが長く育てるコツです。
摘心と収穫で葉を増やすコツ
摘心とは、茎の先端を切ってわき芽を伸ばす作業です。しそは主茎をそのまま伸ばすより、摘心して枝数を増やした方が、多くの葉を収穫しやすくなります。
摘心するタイミング
摘心の目安は、草丈20〜30cm、本葉8〜10枚、または5節以上に成長した頃です。植え付けたばかりの苗や小さな苗を早く切ると、その後の生育が弱くなる場合があります。
株がしっかり根付き、新しい葉が続けて出ていることを確認してから行いましょう。
摘心する位置
下から3〜5節ほどを残し、葉の付け根から出ているわき芽の少し上で主茎を切ります。残した葉の付け根から、複数のわき芽が伸びてきます。
伸びたわき芽が大きくなったら、再び先端を摘むことで、さらに枝数を増やすこともできます。ただし、一度に多く切りすぎると株が弱るため、成長を見ながら行ってください。
収穫を始める目安
本葉が10枚以上になり、草丈が20〜30cmほどになったら、下の大きな葉から収穫を始めます。植え付けから約1か月、種まきから約60日前後が一つの目安です。
葉柄を指で摘むか、清潔なハサミで切ります。葉を強く握ると傷みやすいため、葉そのものではなく葉柄を持つようにしましょう。
上部の小さな葉と健康な葉を必ず残すことも大切です。葉を一度に取りすぎると光合成ができなくなり、次の葉が育ちにくくなります。
花芽が出たときの対応
しそは秋が近づいて日が短くなると、花穂を伸ばし始めます。花が咲くと、株の養分が葉ではなく花や種に使われるため、葉が小さく硬くなっていきます。
葉を長く収穫したい場合は、花芽を見つけた段階で摘み取ります。花穂や実じそを収穫したい場合は、そのまま残してください。
しそは葉だけでなく、芽じそ、花穂じそ、穂じそ、実じそも食べられます。葉用と種取り用の両方を楽しみたいなら、複数株を育てて役割を分けると管理しやすいですよ。
害虫と葉の異変への対策
しその栽培で初心者が困りやすいのが害虫です。食べる部分が葉なので、少し穴が開いただけでも目立ちます。
害虫は葉の表だけでなく、葉裏、折り曲げられた葉の中、株元、鉢の裏にも隠れています。水やりや収穫のついでに、こまめに確認しましょう。
しそに付きやすい害虫
| 害虫 | 主な症状 | 基本的な対策 |
|---|---|---|
| アブラムシ | 新芽の縮れ、葉のべたつき、アリの往来 | 指やテープ、水流で取り除く |
| ハダニ | 細かな白い点、白いかすれ、葉裏の糸 | 葉裏を水で洗い被害葉を取る |
| ベニフキノメイガ | 葉が巻かれ、中に幼虫や黒いふんがある | 巻かれた葉ごと切り取る |
| ヨトウムシ | 夜間に葉が大きく食べられる | 夜や株元、鉢の裏を確認する |
| バッタ | 葉が不規則に食べられる | 見つけたら捕まえて取り除く |
| ナメクジ | 不規則な穴と光る粘液の跡 | 鉢の裏や湿った場所を確認する |
虫の被害を減らしたいなら、植え付け直後から防虫ネットをかける方法が効果的です。害虫が付いてからネットをかけると、内部で増えることがあるため、苗と葉裏を確認してから隙間なく覆います。
- 株間を20〜30cm確保する
- 葉裏を定期的に見る
- 巻かれた葉や被害葉を取り除く
- 枯れ葉を株元に放置しない
- 窒素肥料を与えすぎない
- 使用後のハサミを清潔にする
葉の状態から原因を探す
葉が硬い場合は、真夏の直射日光、水不足、葉の老化、肥料切れ、花芽の発生などが考えられます。午後に日陰になる場所へ移し、水切れを防ぎながら若い葉を収穫します。
葉が小さい場合は、密植、鉢の小ささ、根詰まり、肥料不足、水不足、日照不足などを確認しましょう。一度に葉を取りすぎた後も、新しい葉が小さくなることがあります。
葉が黄色い場合は、古い下葉の自然な老化だけでなく、水切れ、過湿、肥料不足、肥料過多、根詰まり、病害虫などが考えられます。下葉が1〜2枚だけ黄色い場合は自然な老化の可能性がありますが、新芽まで黄色い場合は根や土の状態を確認してください。
葉先が茶色い場合は、水切れ、強い日差し、肥料濃度の障害、根詰まり、根腐れ、室外機の熱風などが考えられます。
葉に細かな白い点がある場合は、ハダニの可能性があります。葉裏に小さな虫や細い糸がないか確認しましょう。白い粉をまぶしたように見える場合は、病気や散布物の付着など別の原因も考えられます。
急にしおれた場合は、最初に土の乾き具合を確認します。土が乾いていれば水切れの可能性がありますが、土が湿っているのに回復しない場合は、過湿による根傷みや病気も疑います。
食用のしそへ農薬を使う場合は、しそに使用できる製品かを確認し、希釈倍率、使用回数、収穫前に必要な日数を守ってください。家庭菜園用と書かれた製品でも、すべての野菜に使用できるわけではありません。
しその育て方は初心者でも簡単
しそは、発芽時の温度と乾燥に注意すれば、初心者でも種から育てやすい野菜です。気温が安定して20℃以上になる時期を選び、種がわずかに隠れる程度に浅くまきましょう。
発芽するまでは土を乾かさず、芽がそろったら間引いて株間を20〜30cm確保します。プランターは深さ20cm以上を選び、1株なら8号鉢以上、65cmプランターなら2〜3株程度が管理しやすい目安です。
日当たりは必要ですが、やわらかな葉を育てたい場合は、真夏の午後に日陰になる場所が向いています。土の表面が乾き始めたら鉢底から流れるまで水を与え、収穫が始まったら肥料切れにも注意してください。
草丈が20〜30cmほどになったら摘心し、下の大きな葉から順番に収穫します。上部の小さな葉を残しておけば、わき芽から新しい葉が伸び、夏から秋まで繰り返し収穫できます。
しその育て方で初心者が覚えておきたいポイント
- 暖かくなってから種を浅くまく
- 発芽するまで土を乾かさない
- 株間を確保して風通しを保つ
- 真夏の強い西日を避ける
- 下葉から少しずつ収穫する
- 花芽を早めに摘んで葉を長く楽しむ
摘心した茎は、水へ挿して発根させれば増やすこともできます。下の葉を取り、10〜15cmほどの茎を水へ挿し、明るい日陰で管理します。十分に根が伸びたら土へ植え替えましょう。
水耕栽培も可能ですが、水だけで長期間育てることはできません。水耕栽培用の肥料を使い、容器を遮光して水温の上昇や根の酸素不足を防ぐ必要があります。
一般的なしそは一年草なので、秋に花が咲いて種を作った後、寒くなると枯れます。同じ株を屋外で冬越しさせる野菜ではありません。ただし、落ちた種が冬を越し、翌春にこぼれ種として発芽することはあります。
最初から完璧に管理しようとしなくても大丈夫です。土の乾き、葉の色、虫食いの有無を毎日少しずつ見るだけでも、異変へ早く気付けます。まずは一鉢から、必要なときに摘みたての大葉を使える家庭菜園を楽しんでみてください。

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